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おとめマークの設計図

2013年08月15日 | コラム

geometry01.jpg 本サイトをはじめ、既にいろいろなところで見かけるおとめマーク。いくつかのアイデアの中から、乙女椿という花をモチーフにこのマークのイメージが固まりました。建物、Web、名刺、診察券、パンフレット、各種ノベルティなど、幅広く使用されるロゴマークは、言わばおとめクリニックの顔です。それゆえ、デザインにはどんな用途にも安定して使える耐久性が求められます。
 意外と複雑なおとめマークは、実は大小いくつかの「正円だけ」でできています。もちろん、実際に使っているマークはコンピュータを使ってデータ化されていますが、時間と手間をかければ定規とコンパスを使っても描くことができます。
 再現性を考えた時、定規で測ったり方眼紙の目盛りを数えるよりも、線の交差などを目印におりがみを折るようにかたちを作っていく方が安定します。ピラミッドやパルテノン神殿、桂離宮なども同じような考え方で作られています。こうすることで線と線の関係性が生まれ一体感を持ったマークができあがります。
 安心感や信頼性が求められる産科・婦人科のロゴということもあり、おとめマークはこのような手法をつかって制作しました。その他、ロゴに関するエピソードは次号おとめだよりに詳しく掲載しますので是非ご覧ください。

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