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妊娠中の空の旅

2014年06月23日 | コラム

写真(3).jpg そろそろお盆や夏休みのスケジュールを立てられる方も多いのではないでしょうか。妊娠中は疲れやすく体力的に考えても、基本的に妊婦さんの長旅はお勧めしておりませんが、中にはやむを得ず飛行機のご利用を検討される方もいらっしゃると思います。妊婦さんの飛行機利用については、まず担当の先生にご相談いただいてからご利用いただければよろしいかと思います。
 妊娠中は、血液凝固因子や静脈の拡張度の変化により'静脈血栓症'いわゆる'エコノミー症候群'のリスクが6倍ともいわれています。機内では湿度が低く気圧が高いことから水分不足に陥りがちなこともエコノミー症候群の要因です。予防策として、こまめな水分摂取、機内が安全であれば時々歩いてみる、座ったままでも膝や足首の関節曲げ伸ばし運動を行う等あります。
 利用前にあらかじめ通路側の席をリクエストして乗務員に妊娠中であることを告げても良いですし、
大手空港会社では'スマイルサポート''らくのりサービス'といった、特定地上職員が妊婦さんを出発口から到着ロビーまでサポートするサービスもあります。搭乗券の予約をする際は是非こちらのサービスも合わせてご利用されるのをお勧めいたします。
 妊娠中の空の旅がより安全・快適になりますように。

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