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感謝を胸に。

2013年05月02日 | コラム

新生児
 私が助産師を目指すことになったのは、20年以上前に何気なく見ていたテレビ番組がきっかけでした。当時は「白衣の天使24時...」などの医療現場に密着取材するような番組が数多く放送されていました。その数多い番組の一つに"助産婦学生"が担当している妊婦さんと、出産までどの様にして関わってどのように学生が成長していくのか記録した内容のものがありました。それを最後まで見た私は、涙が止まらなかった事をつい昨日のように思い出します。女性にとって出産という経験がどれほど人生観を変えるような出来事なのか、その当時はまだハッキリわかっていませんでしたが、その学生さんが妊婦さんと寄り添う真摯な姿勢に心が動くのを実感したことを鮮明に覚えています。
 あれから相当な年月が経ちましたが今もこうして助産師としての自分を見つめる事ができる日々があり、今まで出産に立ち会わせてくださった患者さん方や叱咤激励で支えてくださった周りの方々への感謝の気持ちでいっぱいです。助産師としての私は、これからもっともっと進化しなければならないのですが、今まで自分の中に蓄えてきた経験や知識を生かし、おとめクリニックを選んでくださる患者さんに、しっかりと寄り添える助産師でありたいと決意を新たに、みなさまをお待ち申し上げます。



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