赤ちゃんのお風呂(沐浴)は行わずドライテクニック(http://otomeclinic.jp/news/2013/03/post-33.html)という方法を取り入れていると、以前ご紹介させて頂きました。これは、入院中に赤ちゃんをお風呂に入れないというわけではなく、産後には沐浴指導のお時間を設けております。つまり、赤ちゃんを一番最初にお風呂に入れるのがご家族の方ということなります。
当院の沐浴指導の特徴は、退院後にご自宅で困らないように、家庭用のシンクに市販の一般的なベビーバスをセットして、沐浴の練習をしていただきます。通常は病院で見かける沐浴槽と言われるものを使うことが多いのですが、初めて赤ちゃんの沐浴をされる方も、上のお子様で沐浴に慣れていらっしゃる方も、より具体的にご自宅での生活をイメージできるように工夫しました。沐浴指導の時間を、赤ちゃんとのコミュニケーションのひと時と考えて、赤ちゃんに話しかけながら沐浴の時間を楽しんでいただけたら幸いです。