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早期母子接触

2013年12月09日 | コラム

12月2日ブログ 「早期母子接触」写真 沼田.jpg 妊娠37週以降の正期産の出産において、生まれてすぐに分娩室で赤ちゃんとお母さんとが肌と肌とを触れ合わせ温もりを感じ合うことを'早期母子接触'と言います。全身状態が安定した早産児にNICU(新生児集中治療室)で行われるカンガルーケアと区別されます。早期母子接触は、以下のような効果があると言われています。
◆赤ちゃんにとって
 呼吸の安定、温もりによる体温や心の安定、抵抗力の上昇など
◆お母さんにとって
 産後早期の出血予防、母乳育児期間の延長、母子愛着形成の促進など
 当院では早期母子接触によって得られる効果を大切にしたいと考え、早期母子接触を行う際は「早期母子接触実施の留意点(2012年日本周産期・新生児医学会ワーキンググループ発表)」に準じて赤ちゃんの観察を行います。
 妊娠中に十分ご説明しご出産後に再度、早期母子接触を希望されるかお伺いします。安全な環境のもとで安心して家族が増える喜びを味わって頂きたいと思っております。ご不明な点はいつでも看護スタッフにお声かけください。

 

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