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世界禁煙デー

2014年05月29日 | コラム

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 毎年531日は世界保健機構(WHO)'世界禁煙デー'として定めており、喫煙と健康について考える日として重要な意味をもっています。平成24年の厚生労働省国民健康栄養調査では、日本人の喫煙率は20.7%で昨年より上昇しており、男性は34.1%、女性では9.0%というデータが示されております。
 当院の患者さんは妊娠されている方が大半なので、喫煙されている方はほぼいない状況です。しかし、ご主人など同居されているご家族の喫煙習慣がとても心配です。妻が妊娠したからとベランダや屋外で喫煙するようになっても、副流煙による影響は阻止できないと立証されています。赤ちゃんにとって、受動喫煙(副流煙)はとても危険な状況に陥ることがあります。また、喫煙家庭で育った子供は喫煙者となる率が高いと言われています。
 新しい命が健やかに育つことを家族全員で祈り、このような世界デーを機会に禁煙について話し合ってはいかがでしょうか。

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