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頭寒足熱

2014年08月18日 | コラム

8月14日ブログ写真 沼田.jpg 暑い日が続くと、短パンに素足で外出している妊婦さんを見かけます。妊婦さんはもちろん赤ちゃんを抱っこしているお母さんも、常にぬくぬくの湯たんぽを持ち歩いている状態ですので「こんなに暑いのに薄着になってはいけないの?」という声が聞こえてきそうです。しかし体の冷えは、逆子や切迫早産、難産などのトラブルを招くほか産後の体の回復や母乳の分泌にも影響することが分かっています。
 東洋医学に'頭寒足熱'という健康法があります。頭を涼しくして足元を温め、上半身と下半身の温度差を出来るだけ小さくすると血液の流れが良くなり全身がポカポカしてくるというものです。人間の体はもともと、上半身の方が下半身に比べて6度前後体温が高いそうです。人間の体で一番冷たいといわれる'足の小指'を触ってみて冷たければ下半身が冷えているサインです!
 そんなときは、内くるぶしから指の幅4本分ほど上のところにある'三陰交'というツボをレッグウォーマーで温めたりお灸を据えるだけでも、下半身の冷えが解消されるといわれています。頭寒足熱を合言葉に、冷えを解消してみましょう♪

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