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皆既月食
4月4日は日本全国で'皆既月食'を見ることができ、天候がよければ12分間程の天体ショーを肉眼で観察出来るようです。月食は肉眼でも十分観察出来る天文現象で、満月が地球の影によって刻々と欠けていき、完全に影に入って赤銅色となり、その後また楕円する様子はただ眺めているだけでも楽しいものです。双眼鏡や望遠鏡を使うと地球の影が月面のクレーターや海を横切って移動していく様子や、皆既食中の月面の色や明るさの変化などをより鮮明に観察することができるそうです。
今回の月食では、月はおとめ座にあります。おとめ座を形作る星々は1等星のスピカを除いては3等星以下の暗い星ばかりのため、月が明るいうちは月の周辺にはほとんど星が見えません。皆既食にちかくなると、スピカをはじめとする多くの星々が姿を現すとのことです。
今後日本で見える皆既月食は2018年1月、今年のように、桜の時期に皆既月食が起きるのは次は2032年とかなり先になってしまいます。お天気がよければ、空を見上げて花見と月食を楽しみたいものですね!!
